鳥取県 大山
雪降る日の誕生日に小さな森に出会いました
土地へ10歩 長靴で入りすぐに
「ここだ」と感じた冬の夜
森の中央 スープ屋の建つ場所です
一瞬寒さを忘れて炎の揺らぎと
温もりを感じたのを今でも思い出します
原点は26年前 遥か海の向こう
旅の途中で出逢ったホスピス
国籍や宗教関係無く 人々が共に最期の時を過ごす
平和な場所がそこにありました
ホスピスの始まりは中世ヨーロッパの修道院
旅人の疲れを癒す休憩所
初めて出逢ったその時に「これだ」と感じたものは
カタチを変えて 森のスープ屋になりました
この森に訪れただけで心穏やかになるような
そんな静かな空間を木々たちと一緒に奏でています